シエナのアルバムを聴くたびに「高校生の時にこんな音源が出回っていればなぁ」と思う悔しさと、その悔しさ遙かに上回る吹奏楽上のオーケストレーションの楽しみが味わえるからやめられない。
ということで何度も演奏&鑑賞させられたディズニーメドレーをしみじみと聴く。
「パイレーツオブカリビアン」のレンジの広い録音のすばらしさとテーマソングに達した時点の鳥肌感にゾクゾクと。
恐らく高校時代にも「吹奏楽」というものには興味がなかったんだろうなぁ、と思ってみたりもする。単に楽器に触れたかっただけなんだろうなぁ。大人になってから楽器に戻ってくる人達の気持ちになる…そういう年代に自分が近づきつつあるところまで自覚してみたりもする。