ゴレンジャーからカーレンジャーまでを、仙台までの移動中で堪能する。
あれだね。
初期の戦隊ものはソウルに訴えかける曲というイメージを主題としているので無邪気に楽しむことができるけれども、スコアを書かなくなる＝独りで作成していく音楽が戦隊ものにも流れ込んでくるにつれ、今度はそこにあえてシンボルとなるイメージを埋め込まないことにはカラーの違いを出しにくくなってくる、すなわち曲としても平坦になってしまうという時代の流れを感じる、そんな有意義なドライブでありましてよ。
その点で行くと今回聴き流していった後半の中ではカクレンジャーの「忍者＝和」というあまりにもわかりやすいテイストは頭一つ以上突き抜けた「戦隊物としての曲」を意識させる曲であると実感した次第。
