音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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向日葵の咲かない夏 / 道尾秀介 (2008)

散りばめられる小さな伏線に大きな事件、そしてあり得ない世界観。これを普通のミステリと解釈するのは難しいかもしれないけれども、土台はしっかりとしたミステリになっている。ホラー小説的な読み方も可能かな。個人的には今一番当たりの多い作家。売れている理由も評価を受けている理由も納得がいく。度重なるミスリードへの誘いもうまい。

あら、amazonでは票が割れているのね。