音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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一触即発 / 四人囃子 (1974/2007)

ニヒルだわ。英国プログレブームの真っ最中に日本でこれだけ咀嚼できたバンドがいたということに驚く。でも演奏における日本人としてのカラーはどうなの?と言われると何とも言えないけれども。

それでも歌詞の世界観は非常に日本人的だと思う。シュールな世界ではあるのだけれども、誰もが心のどこかに持っているような哀しみを深くたずさえた歌詞。もしかしたらそれだけでも十分日本人のプログレとして成立しているのかもしれない。