音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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NO DAMAGE / 佐野元春 (1983/2014)

ハイレゾ音源にて再生。最初は「ひゃー、こんなにしょぼい音だったのか!」と思いつつ、そのネイキッド感にのみ集中力が働いていたのだけれども、この当時だから出せた音、出せる音というものがあり、それを生々しく伝えた結果が、この装飾のないサウンドメイキングに繋がっているのだと思えるようになった次第。本当に飾りっ気なしのミックスとリマスタですよ、これ。音圧競争に走るCDとは全く異なるベクトル。80年代前半のロックはこうやって楽しむのか。