音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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GOLDEN BEST / 井上陽水 (1999)

こちらもブックオフにて950円で接収。これもAmazonのマーケットプレイス価格などを見ると、破格の買い物でしょう。ガワの紙スレーブケースがへたってて、中のプラスティックケースもかなり酷い状態だったけれども、ディスクも帯も歌詞カードも健康体だったので満足。プラケースは自前のストックと交換。これで真っ当な中古品気分。

で、これもCD-Rでしか持っていなかったので今のPCでは読み取れず、160kbpsの音源しか持っていなかったのだが、晴れて192kbpsとCDとの両立で保持。満足ですな。

時間に余裕もあるので久しぶりに2枚通して聴くと、なんというか、人間としてのやる気というか、モチベーションというか、マジックポイントというか、そういったものを根こそぎ持っていかれるような負の力がありますな。気分が暗くなるというわけではなく、静かに沈み行く世界といった具合。明るい曲があっても、どこかが捻れているのが井上陽水の真骨頂なので、それはまぁ、当然のことと言えば当然なのですが。

あぁ。わずかな金額であっても、宵越しの金を持たないこの性格、どうにかならないものか。