久しぶりに購入するライブBlu-rayディスク。あの自分にとっての永遠の名作『Lifetime』を全曲収録順で演奏するとあっては、観ないわけにはいかないだろうということで購入。オマケとして『Lifetime』部分だけを集めたライブCDもついてくるとあっては、もう、ね。
第一部『Lifetime』。僕にとっての『Lifetime』というアルバムに付随する青春の残滓のようなものが、綺麗に清算された気分になるライブだった。改めてあの頃は若かったと思うし、今はもう大人になっているのだと言うことを実感。MCもなく緊張感漂う中での演奏は、冷静でありながらも確実に熱の入ったものだった。
第二部。一方こちらは緩やかに繰り広げられるライブといった面持ち。それでも「豚の皿」「Reverb」辺りではやはり聴いているこちらに力が入ってしまうのは、楽曲の持つ力と毒のせいだろうか。
ライブCDはまた後ほど聴く予定だけれども、取りあえずは非常にいい買い物をしたと実感した次第。これで4,500円なのだからな。1回観ただけでも十分に元は取った。またふと思い出した時にでも、傍らで流しながら観るのも悪くないだろう。