カジュアルに聴けるカバーアルバムに仕上がっているのではないかと。昔はもっと力の入ったボーカルだった彼も、さすがに20年ほども経過すると、肩の力を抜いたスタイルで歌うことも出来て、それがこの作品ではいかんなく発揮されているように思われるのだ。
ところで「カサブランカ・ダンディ」のバックギターを聴いた瞬間に「あれ?これ横田明紀男じゃない?」と思いTwitterに上げたところ、やはり彼のプレイであるという返事が。完全に自分の手癖で(いい意味でね)プレイしていたので、明確に分かるこの個性の強さよ。変なところで感心していたのでありました。