音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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さようならXBA-300

今月一杯の予定で師匠から借りていたXBA-300を昨日返却。本当にいいイヤホンでした。Walkmanという武器を使って音楽を聴くためにチューニングされているのではと思える、太いサウンドが魅力的でありました。太いというのは低域が出るという意味ではなく、全体的にエネルギッシュだったということであります。そのくせ細かな音まで出してくれるので、繊細さも兼ね備えていたということなのでしょう。

でもね。買うかどうかと言う点で相当に悩んだのだけれども、恐らくこれを買うことはないだろうな、と。一番の要因はリケーブル後のケーブルが重いこと。取り回しがあまり良くなかった。シュア掛けが出来ないので、タッチノイズを拾ってしまうことと(これは回避方法を見つけたが)、ケーブルが重力に負けて下に引っ張られてしまうことが主な要因。

室内でイヤホンリスニングを楽しむのには最適この上ないイヤホンなのだけれども、イヤホンは外出時メインに使う自分にとっては、上述の利便性めいたところで「惜しいなぁ」となったのです。

総じていい経験をさせてもらいました。またShureSE425に戻るけれども、これはこれで自分では満足しているイヤホンとリケーブルなので、また日常に戻ると言うことでありますね。