音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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Claudio Abbado - The Last Concert / Berlioz, Berliner Philharmoniker, Abbabo (2016 Blu-ray)

今、正に見ている最中なのだが、後で記述する時間がなくなる恐れがあるので、メモとして残しておく。

2014年に亡くなったアバドのベルリンフィルでの最後のコンサートを収録したBlu-ray。メンデルスゾーンとベルリオーズを収録。先に後者の『幻想交響曲』から見ている。昨日鑑賞したラトルと違って、本当のフルオケと言った人数構成。

本編とは話が外れるけれども、ベルリンフィルは高画質映像と高音質音声を残すことに前向きでいいな。アーカイブを残すという部分にコストやスペース、耐久性の問題がほぼクリアされたと見ていい今の時代、こう言ったことに積極的であることは、なんとも有りがたいことなのであります。

とは言え、昨日今日と見たBlu-rayは、全て友人の持ち込んだ物なのでありますがね。

あ、時間が余裕であったので簡単インプレッションを。『幻想交響曲』はヤルヴィ指揮のディスクを持っているのだけれども、それを聴いた時にはまだ自分には消化不良の要素があるかな?などと考えていた。けれども、このアバドの指揮で「作業をしながらで音がすんなりと耳に入ってくる」ことが分かったのであります。なるほど、真剣に聴くためのクラシックと、聴き流せるクラシックと言うものがあるのだな、などと、考えてみれば当然の事に今頃気がついた次第。

ま、実際に演奏をしている映像を見て、「ティンパニ4台?ハープ4台?なんじゃそりゃ!」と目でも楽しんだのは事実ですが。