音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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メンデルスゾーン:交響曲第3番《スコットランド》 / アバド、ロンドン交響楽団 (1984/2016 SHM-CD)

クラシックは「難しい」と思って聴いたらやっぱり難しいままなんだね。「あ、今のフレーズ、なんかカッコいい」とか「この楽器、いい音してる」などとピンポイントで楽しめるようになると、いきなり世界が拡がってくるんだな。いきなり全体像を把握しようとしたら難しいままだ。ようやくこの境地に行き着いた。

そして、どうして急にメンデルスゾーンを聴こうと思ったのか、その理由は分からない。「聴いたことがなかった」と言うのが一番の理由かな?あとはクラシックナビゲーションサイトの紹介と、手軽に買えるディスクの存在があったこと。ヨドバシのたまっていたポイントを使って、1,000円くらいで買えた。SHM-CDで。

このメンデルスゾーンは、なんだかゆりかごに乗せられて、なだらかな波に揺られているようなイメージ。そう言った適当なイメージを勝手に抱くことが出来るというのもクラシックの楽しみ方の一つなのだろうな。既存のクラシック評に左右さえされなければ、もう、自分の勝手なイメージをいくらでも膨らませることが出来るのがよい。聴き方に足枷を嵌めるのがもっとも愚かな聴き方だったんだな。

よし、クラシックは自由に自分の世界観で楽しむぞ!