音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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ブラームス:交響曲第1番 / ブルーノ・ワルター, コロンビア交響楽団 (1960/2020 Hybrid SA-CD)

統率の取れたブラームス。この時代の演奏のキーワードはこの「統率力」なのではないかと。

指揮者が楽団をコントロールしきる力を持っているか否か、自分のカラーに染め上げることが出来るか否か、と言ったところに、評価点や価値観があったのではないかと。

そのようなことを考えながら、このブラームスを聴いておりました。

これはこれで、格好いい。統率があるからなのか、とても聴きやすいのですよ。録音の古さはいかんともしがたいものだとしても。

note / 上白石萌音 (2020 48/24)

昨年末大晦日、30年来の友人とのメッセンジャーでの会話。

紅白歌合戦で上白石萌音が登場し、歌い終わった後のコメント。左が友人。右が私。

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会話

だーかーらー。

6年も前から「上白石萌音の歌がいい、上白石萌音の歌がいい」と言い続けていたのに、ようやくここに来て気がついたかと、小一時間問い詰めたい。

「今度行くとき誘って」とのことだけれども、その今度でチケットが取れるかどうかがもう分からないほどにビッグになってしまったので、そちらを私は懸念しております。

もちろん次回があれば2枚チケットを申し込みますが。

また生萌音様を聴きに行きたいものだ…。

note (通常盤)

雨宮天 BEST ALBUM - BLUE - / 雨宮天 (2022 44.1/24)

こちらは青盤。ロックテイストのナンバーが並びます。

こちらはグイグイと聴かせてますね。ロックでありアッパーでありと言った感。

ボーカルもヒロイックなものからキュート系なものまで幅広く。これが声優ソングの矜持だよね。

思うに歌う声優の存在は往年のアイドルの存在に似たようなものがあるのかもしれないな、と。

曲調によってボーカルのカラー、雰囲気を変え、楽曲に適合する解を見つけ提示する存在。それが往年のアイドルのスタイルであったのだから、現代声優がそのスタイルを踏襲していると思える以上、決して大げさな解釈でもないな、と。

楽曲が持つ生き様からエナジーを放出し、それを受け取れるようなポジション。それが現代声優が歌を歌う存在価値のようなものでもあるのではないかとも。

となれば、自分の歴代の好みからして、これを聴かずして終われるわけがなかったのであります。ああ、当然の帰結かな。

雨宮天 BEST ALBUM - BLUE - (通常盤) (特典なし)