音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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ブラームス:交響曲第1番 / ブルーノ・ワルター, コロンビア交響楽団 (1960/2020 Hybrid SA-CD)

統率の取れたブラームス。この時代の演奏のキーワードはこの「統率力」なのではないかと。

指揮者が楽団をコントロールしきる力を持っているか否か、自分のカラーに染め上げることが出来るか否か、と言ったところに、評価点や価値観があったのではないかと。

そのようなことを考えながら、このブラームスを聴いておりました。

これはこれで、格好いい。統率があるからなのか、とても聴きやすいのですよ。録音の古さはいかんともしがたいものだとしても。