2019-06-22から1日間の記事一覧
お洒落だよね。いしだあゆみがここまでモダンな歌手だとは思わなかったと、入手当時に驚いた作品。時に気怠く、時にチャーミングに。「ああ、役者だなぁ」と思ったね、これ。その印象は今聴いてみても何も変わらない。素敵な作品。音楽面でも船頭多くして何…
そうだ、リファレンス、聴こう、の旅。すっかり自分の中から忘れ去られていたリファレンスアルバム。それでもしっかりとSE100には入っているあたり、自分を信用してもいいぞと思ったとか思わなかったとか。このベスト盤はしっかりとした編集がなされているの…
こちらもbeyerdynamicにて。この音源では力強さとしなやかさが両立する。アグレッシヴな音と、ソフトに届くボーカルとの共演が楽しめる。本当にいいイヤホンだわ、これは。Red Line 【Hi-Res】
beyerdynamicにて。ソフトなのだけれども力強さと両立する音が出てくるのだよな。まだまだ化けますよ、こいつは。Close to Me 【Hi-Res 96/24】
大変申し訳ない。メインであるはずのオリジナルアルバムはこれっぽっちも心に刺さりも残りもしなかった。むしろ退屈さを覚えたくらい。ボーナスディスクのリテイク集の方が圧倒的に面白かった。分かってはいたことなのだけれども、自分のとってのももクロは…
リュートの名手、コンラート・ユングヘーネルによる3枚組の録音集。まずは「Italian Lute Music」と銘打たれたディスクを再生。リュートは決して甘い音の楽器ではなく、やや硬質でビターな味わいがある楽器だと常々思っております。ただし楽曲が甘さの感じら…
チェロとピアノの組み合わせは、素朴なのだけれども、深くて美しい音を映す鏡だと思うのだよね。チェロソナタでもなく、ピアノソナタでもなく、その2つの楽器の奏者がお互いの息を合わせることで生み出すミニマルな美ではないかと。
よりメロディアスに、よりアグレッシブに。WASABI、2014年発売のセカンドアルバム。ファーストアルバムでは各楽器の「個」の音を生かしたアンサンブルだったが、本作ではより音のレイヤーを意識したアンサンブルに仕立て上げられている。メロディとリズムが…