音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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2020-10-15から1日間の記事一覧

Workbook 25 / Bob Mould (2014 FLAC)

石と石とをこすりあわせて心を洗っていくような感覚とでも言えばいいか。Bob Mouldが失意の底から這い上がり、そして再始動した原点となるアルバムに耳を傾けることで、自分の中にむしてしまった苔を洗い落としていくかのごとく。

X&Y / Coldplay (2005/2016 192/24)

本降りになることも出来ない安い雨の一日。意識を落とすだけ落として、時に寝落ちをして。音楽もそれ相応に適度に冷たく湿気ったものを選び、渡り歩いているような気がする。今度はこれを聴きながら、意識をまた低いところへと持っていく。意識の低出力状態…

MISSLIM [Remastered 2019] / 荒井由実 (1974/2019 96/24)

「今日はもう堕落だ」と、これを聴きながら早い時間から呑み始め、予定通りに落ちる。目を覚まして18時半。DAPの電源を入れるとそこには「旅立つ秋」とあった。文字通り、旅立っていた。夢すら見ない世界へ。また呑み直す。

君が笑うとき君の胸が痛まないように / 槇原敬之 (1990 FLAC)

少年時代から思春期を経て青春時代へと至る、その過程における感情の揺れ、その蓄積と一端を瑞々しく切り取った脆い一枚。青春時代特有の人としての青さはおそらく少年時代のそれから続いているものであり、その残滓であったり、もしくは年齢なりに醸成され…

陽水Ⅱセンチメンタル [Remastered 2018] / 井上陽水 (1972/2018 192/24)

気が付くと眠りに落ちていた昼前。回っていない頭を抱えたまま昼食を買いにコンビニへと向かう。帰り道に「神無月にかこまれて」が頭の中で回り出し、自分の頭も回転し出す。帰宅後にこの曲が収録されている本作を。ポリドール期の陽水にハズレはないけれど…

マーラー:交響曲第5番 / クーベリック, バイエルン放送交響楽団 (1971/2015 96/24)

ここまで金管が印象的だったとは。特に第3楽章。硬から軟まで、変幻自在の自由自在。思わず聴き惚れてしまった。それだけでも「これはいいマーラーですね」状態。

ベートーヴェン:交響曲第3番 / ヤノフスキ, ケルンWDR交響楽団 (2020 48/24)

エッジの鋭さと古典的な重厚さが共存しているというファーストインプレッションはこれを聴いても変わらず。絶妙なバランスであるかのように思えてきた。聴いていて心が躍る演奏なのだよね。Spotifyへのリンクを載せてみることにしました。自分が聴いた音源を…

予襲復讐 / マキシマム ザ ホルモン (2013 FLAC)

結局、やはり降り出してきた。散歩に出なくて正解。もし散歩に出られればこのアルバムを聴いていくつもりだったので、DAPからイヤホンでこれを聴く。音楽は痛快なのだが、頭は重い、眠い、ダルい。コーヒーを淹れる。

infinite synthesis / fripSide (2010 FLAC)

本日の朝一に。目覚めると、空は雨が降るか降らないかの微妙なライン。雨雲レーダをみると、どうも降りそうな雰囲気。これを聴きながらしばし様子を見る。