2020-10-17から1日間の記事一覧
チルアウトしたはずなのに、チルアウトからのラテンビッグバンド。どの楽器も鳴らしっぷりと弾きっぷりと叩きっぷりとが痛快過ぎる。去年聴いた作品の中でも、五本の指に入りそうな勢いのアルバム(クラシック音楽を除く)。さて、今日はこの辺にしておくか…
チルアウトもう一丁。極限までにシンプルに削ぎ落とされた演奏が、じんわりと耳を癒やしていく。こう言う時に使える音楽、それが、ジャズ。もちろん盛り上がるジャズもあるけどさ。
音楽の聴きすぎでダウンして、音楽でチルアウト。メインの照明を消して、間接照明でこれを聴く。いや、流してボンヤリとする。そう言った用途には丁度いい具合のソフトさ加減。定番ですな。
たまにこれを聴くと著しく疲れる。面影ラッキーホール(現:Only Love Hurts)のメジャー1st。疲れる理由は、歌詞の情報量があまりにも多いため。脳天気な音楽として受け止められることもあるけれども、とんでもない。一曲一曲がストーリー仕立てなので、歌…
日本人であることのアイデンティティとしてのポップスに、ブラックミュージックのソウルを振り掛けていた、まだまだ青く若い頃の久保田利伸。圧倒的なのは当時から新人離れしていたソングライティング能力と、歌唱力。これはどうやっても後続が出てこない。…
高野寛がポップス職人として最も脂が乗っていたのが、この時期の作品ではないかと思うのです。売れ線を意識したメロディを持つ楽曲から始まり、楽器の使い方に凝った録音を施した楽曲まで、幅広く、高野寛が考える所のポップスのエッセンスを惜しげもなく放…
えいやっと適当にチョイスしてみれば、まぁ、懐かしいやら、逆に新鮮やら。小学生時分には、まさか自分がこんなにまで適当なオッサンになるとは思ってもいなかったし、チェッカーズをその歳まで聴き続けることなど想像し得ないことであって。そんなことをボ…
MAXを聴けば、横山輝一になだれ込むのは当然の事。自分選出的90年代前半の傑作アルバム。このチープ感が今ではもう出せないよね。メロディが割合しっかりしているのに対し、オケはチープ。その落差があるからこそ格好いい、みたいな。
本当にavex祭りになってきた。このベスト盤も昨日図書館から借りてきたもの。そうでもなければ手持ちになる音源でもないと言うか。3枚組を昨日斜めに聴いて、そこから11曲だけをピックアップして1つのフォルダへ。それを再生。MAXはビートの効いた楽曲でない…
この時代のavex祭りをしているわけでもない。今、ふと「自分が最も音楽を聴いていた時期はいつだろうか」と考えてみたのだが、基本的に聴く量は何も変わっていない気がする。ジャンルが徐々に移り変わっているだけの話であって。そう言う意味では、今が最も…
聴けば聴くほどにこれは枯れた大人が聴くべきアルバムですな。トーンが全体的にモノクロな感じなのですよ。そう言う意味ではglobeのカタログの中では最も「早かった」作品かもしれない。当時聴いていたよりも、今聴いている方がしっくり来ると言いますか。特…
なんだろう、この慈悲深さ。ヴァイオリンの響きもそうなのだけれども、オーケストラの包み込むような演奏もまた、シベリウスらしくもあり、またシベリウスにしては随分と劇的でもあり。過去ログを読んでみると、聴く度に寝落ちをしているようなのだけれども…
キーシン、36歳でのベートーヴェンピアノ協奏曲の録音。流麗に響くピアノは自分好みの音。オーケストラとの統一感も十二分に感じられる。カデンツァにおいても奏者のオーバープロデュースにならない抑制の効いた演奏を楽しむことが出来た。キーシンのピアノ…