音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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SKA ME FOREVER / 東京スカパラダイスオーケストラ (2014)

今回はバンドとのコラボ3部作を含めた内容と言うことで、この手の話題作りがないとバンドとしてやっていけないのかな?と穿った見方をしてしまっていたのだけれども、いやいやどっこい。全体的なBPMはやや大人しめに設定されているけれども、勢いだけがスカパラじゃないよ、と訴えかけているような流れ。楽曲も確かに弾けた曲は少なめなのだけれども、その分実はじっくりと聴きやすく出来ているのでは?と思った次第。

ただしバンドコラボ3部作は、少々パワー不足だったかしら、というのが率直な感想。バンド対バンドのケミストリーがそれほど明確に現れていないような気がした。

もちろん聴いて行くうちに感想は変わってくるものだと言うことは、重々承知の上での印象なのですが。

SOMETHIN' ELSE +1 / Cannonball Adderley (1958/2008)

キャノンボール・アデレイのサックスもさることながら、マイルス・デイヴィスも陽気にトランペットを吹いているじゃないの。1曲目の「枯葉」こそミュートをかぶせていかにもな感じで吹いているけれども、後半に向かって二人ともユーモアあふれる演奏を聴かせてくれる。これが名盤と呼ばれる理由もよく分かるし、何よりもマイルスが小難しい顔をしながら吹いていない表情が何とも言えない。

散財の予兆

Lee Morganを聴きながらAmazonをあちこちクリックしていたら、こんな企画を発見してしまった。

ジャズの100枚。 - UNIVERSAL MUSIC JAPAN

自分がMP3として持っている有名どころもお値段\1,080で一気に大放出。とりあえず目につく限りでウィッシュリストに放り込んだら計8枚で\8,640。月の予算はオーバーしないけれども、他に10月発売の作品が出た時点でパンクですな。でも、こういう期間限定物は買い逃すと二度とチャンスは訪れないものなのですよ。

うーん。悩む。

" title="レッド・ツェッペリン" class="asin">Led Zeppelin (Remastered) / Led Zeppelin (1969/2014) Hi-Res

ジャジータイムから一転してハードロックタイムへ。今はとにかく「なんかすげー」としか言いようがない。一瞬ダレるかな?と思った瞬間にカタルシスへと至る曲の展開に、まだまだついていけないっすよ。でも、とにかくこのエネルギーの塊はなんだ?と耳が引きつけられるのであります。

Led Zeppelin Ⅱ / Led Zeppelin (1969/2014) Hi-Res

1stと比較して、さらに難解に、さらに自由に作られているという印象。初心者として述べれば、まだまだハードロックとしては実験段階で、ジャンルが新しく作られる場面に立ち会っているという状況ではないかと。実験パートでは「うーん」と腕組みをして、解放パートでは「キター」と拳を突き上げて、ということを繰り返しながら聴いていた。

これは奥が深いぞ。