土曜日の朝ですな。ゆったりとCarole Kingで始動。
ヨシー・ファンクJr.〜此レガ原点!!〜 / 吉井和哉 (2014)
このいつものすっとぼけたボーカルと、あくまで1編成のロックバンドで聴かせるという吉井和哉らしいこだわりが、スカッとするロックなカバーを聴かせてくれる。メロディの強い曲を選んできているあたりもなかなかいい感じ。吉井和哉に何をやらせたところで吉井和哉だし、THE YELLOW MONKEY時代にも歌謡テイストの曲はお手の物だったし、もう不安材料が全くない作品ですな。疑問点が生まれることなく、あっという間に聴き終えてしまった。
日出処 / 椎名林檎 (2014)
いい。結構いい。くどさと角が取れて、非常に聴きやすくなっている。かと言って椎名林檎くささは十分に漂ってくるので、これはこれで椎名林檎第二章の幕開けという位置づけにしてもいいのでは？との感。思っていたよりも面白い作品だった。何と言っても、楽曲が非常に胡散臭い。その胡散臭さを増長させているアレンジも面白い。
Pop'n Beat / あんみつ (2014)
今ではギターインストのプレイヤーやユニットが濫立しているので、いくらベテランとはいえどもうかうかしていられないのでは？危機感を持たないといけないのでは？と。そう考えると、この人たちはこのご時世、随分とのんびりした音楽をやっているな、と。息抜きのライフワークだと考えると、それはそれでありかもしれないけれども、聴いている方はなんか気が抜けた音楽のように感じられてしまうのだよね。
Colore Serenata / 竹達彩奈 (2014)
現役中堅声優にはあまり詳しくない僕が、そんな声優のアルバムを聴いている。筒美京平や川嶋あい、サンボマスター等が曲を書いていたり、かなり気合いの入ったアルバムなのだけれども、声優ボイスにも気合いが入りすぎて、聴いていて非常に辛い。この手の声のボーカル物は本当に苦手なんです。
じゃぁ、なぜ聴いているのかって？ それは後学のためです。また、声優ソングが売れる現状を知るためでもあります。修行のためです。
