THE WAY UP / PAT METHENY GROUP (2005)

年が明けて初めて購入した、本年発売のCD。

構成がそうさせるのか、流しっぱなしにしておくで、いつでもそこに連続性の音楽が存在しているという、リスナーとしての一つの夢を叶えてくれるような作り。自分自身、曲をタイトルのくくりとして認識することを放棄してからしばらく経つわけで、両手をあげてこの新譜への喜び、満足感、同意を表することにやぶさかではないわけで。音が勝手に景色を変えてくれることへの感謝とでもいえばいいか。

言葉を不必要にごねる前に、音そのものに委ねよう。