うん。いい。これまた相当なフェイヴァレットであり続ける『ココロに花を』から12年も経っていて、しばらくぶりに戻ってきたところがこのタイミングか。
音楽と自分とを結びつけている人は、当然のことのようにそのような関連づけを行うから怖い。
ああ。望む幸せは窮屈であることを受け入れることでしか得られないものであり、窮屈を選ぶのであれば望む幸せもまた色褪せるものであり。薄く切り落とした幸せの、透けて見える向こう側にあるのは、今でも現実を拒もうとする自分の悪あがきなのか。
そんな思いが、ポジティブの向こう側でゆらめいている。自分で危ういと表現してしまうこの状況が好ましく愛おしい。今の自分が、今の自分に一番近いところにある。
今、空気が急速に収斂し始めると同時に照準が明るくなりつつあり、それにむかってお尻に火が付いたことを感じてもいる。