ナタリーの記事を読んでからなんとなく気になってmy spaceで試聴してみた。「光・再考」のインパクトが大きかったので思わず購入。
落ち着いて聴いてみると、初期BUMP OF CHICKENをほうふつさせるストーリー展開に乗せたピアノ混じりのロックといったところ。バンプがファンタジー的にストーリーを求めるのに対して、こちらはひたすらに絶望の現実の中に何かを求めようとしている。あと10歳若かったら無条件に諸手を挙げて賛成している音楽だろうなぁと思いながら聴く。詩的展開に暗さがつきまとうのだけれども、懸命に光を追い求めようとするその一途な姿勢は評価してもいいんじゃないかと思う。今でもついつい「光・再考」のメロディを口ずさんでしまうほど。