ううむ。
TKソングスも含めて、全10曲のカバー集。ヒット曲ばかりを集めて歌っておりますが、「これぞ華原朋美!」的なインパクトが見えてこない。「あぁ、朋ちゃん、お歌がうまくなったのね」という印象のみ。アレンジが凡庸ということもあるけれども、ボーカリストとしてのバリエーションが致命的に少ないというのがこのアルバムを語る上での本質か。もしかしたらまだまだリハビリ中なのかもしれないけれども、今後化けるのか、それともこのまま普通の歌手に落ち着いてしまうのか。じっくり見届けてあげましょうか。
とりあえず愛聴盤、というところまでは行かないな。カバーアルバムとしても及第点。特徴という特徴が見当たらないというのは痛い。