音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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ベートーヴェン:交響曲第5番 / Sir Simon Rattle, Berliner Philharmoniker (2016 ハイレゾ 192/24)

HDtracksの新譜コーナーをじっくり見ていったら、この作品集が20%OFFで5,000円を切る価格で出ていることを発見。これ、ディスクで買うと13,000円くらいするヤツですよ。と言うことで、さほど迷わずに購入。買える時に買っておくのがハイレゾの流儀。

さて、ラトルとベルリンフィル。これまでも何作か聴いているけれども、自分にとってラトル指揮の印象は「明るい」「高彩度」。それがこの第5番でもいかんなく発揮されている。いや、発揮されているという表現は間違っているのかもしれない。ラトルが明るいと感じるのは自分だけなのかもしれないし。でも、確かにラトルが指揮をすると、曲が聴きやすくなるのだよね。曲を把握しやすくなるとでも言いましょうか。かみ砕いてかみ砕いて、そして子どもにでも説明出来るかのような音楽がここにはある。非常に「音楽」なんだよね。だからクラシックにありがちな敷居の高さもラトル指揮の楽曲には感じさせない。第一、僕が始めてラトルに惹かれたのはよりによってマーラーの第5番なのだから。

そんなこんなを感じながら聴いていたラトルによるベートーヴェンの第5番でありました。まだ買ったはいいが聴いていない音源は沢山ある。ラトルへの好感度が更に高まったという意味では、今後、ラトルの指揮曲は積極的に耳を通していきたい次第なのであります。うーん、爽快感あるベートーヴェン!