音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番 / スヴャトスラフ・リヒテル, ロリン・マゼール, ロンドン交響楽団 (1970/2021 Hybrid SA-CD)

このまま朝を迎えてしまうだろう午前4時台のプロコフィエフ。唐突にリヒテルの強い打鍵の音が聴きたくなったので、これを。

このどこかしっちゃかめっちゃかに聞こえてもくるプロコフィエフの作品を、形としてまとめ上げている強さこそがリヒテルのリヒテルたるゆえんではないかと。

これは21世紀型の洗練された演奏スタイルとはまた大きく異なってくるのだろうけれども、ピアノ鉄人的な鉄板さ加減は唯一無二の20世紀の遺産ではないかと。