FiiO M11 Pro SSにて再生。
AONIC4でリスニングの後、KXXSでリスニング。
AONIC4が意外と真面目な音作りで、遊び心と言う点においては少々物足りような、無い物ねだりのぜいたくを求めてみたりもする。
そこで何となくKXXSにしてみると、ヤンチャなのだけれども、音としては面白いという結果に。
言い換えれば、メーカーが異なれば、国籍も異なるわけで、音の傾向は違って当然の事であるし、そうでなければ面白みに欠けると言うのも当然の事。
3月から外食すらはばかられる、また制約されて来た中、本日、久しぶりに外食。数年通ってなかった近場のインドカレー屋に赴く。
もとはと言えば、本日、朝から非常にやる気がなく、音楽を聴けども、本を読めども頭に入らず、散歩すらする気にならず。どうにもこうにも「上がらない」一日になりそうだったのです。
昼前に妹にそんな状況をLINEで報告し、相談してみたところ「外食いいよ!外食!」と強くレコメンドされ、ふとそのインドカレー屋を思い出し、行ってみようと。
サグマトンカレーを頼み、食べ始めると、これが進む進む。そして食べ終えた直後から訪れる多幸感。何かヤバいクスリでもキメてしまったような多幸感。帰り道の自転車を漕ぎながら「ヤバい!幸せ!気持ちいい!」と呟きながら、相当にヤバい人であるかのごとく、戻ってきたのであります。
戻った途端に今度は急激な眠気に襲われ、椅子の上で1時間半ほどダウン。のっそりと起き上がり、ミケランジェリの演奏を聴くと、また別の種の幸せに包まれた次第。
これを書いている今、17時になろうとしてますが、総じて幸せな一日に。恐らくその全ては香辛料、スパイスに源を置くものであろうと。
香辛料は、素晴らしい。外食も気分が変わり、素晴らしい。そして、音楽はやっぱり素晴らしい。
ヤバい!幸せ!気持ちいい!
FURUTECH NCF Booster-Brace を導入しての鑑賞。その視点より。
スピーカーからの音の離れが、これまで見られなかったほどに速い。
これによってピアノは浮き立つような立体感を持って届けられ、オーケストラはスピーカーに張り付くことなく、自然な残響を伴って、音が素早く立ち上がる。
重厚さと軽やかさのアンビバレンツが見事に両立させられ、協奏曲でもあり、交響曲でもあるかのような、「演奏」としての総合力を見せつけられるような結果に。
このアクセサリーは、すごい。