音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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SECOND REUNION [2018 Remastered] / SING LIKE TALKING (1998/2018 FLAC)

FiiO M11 Pro SSにて再生。

AONIC4でリスニングの後、KXXSでリスニング。

AONIC4が意外と真面目な音作りで、遊び心と言う点においては少々物足りような、無い物ねだりのぜいたくを求めてみたりもする。

そこで何となくKXXSにしてみると、ヤンチャなのだけれども、音としては面白いという結果に。

言い換えれば、メーカーが異なれば、国籍も異なるわけで、音の傾向は違って当然の事であるし、そうでなければ面白みに欠けると言うのも当然の事。

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 / フルニエ, セル, ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (1962/2017 SACD)

フルニエの体温と熱がその音に乗り移り、匂い立つがごとくの演奏。

その熱を迎え撃ち、かつ包み込むオーケストラの演奏もまた、熱演と呼ぶにふさわしい。

一言で語るならば「美しい」。

電源ケーブルをスワップしたのとほぼ時を同じくして電源タップにアクセサリーを導入したわけですが、とにかく美音ですよ、美音。

昨日はロック&ポップス系を聴き、その美しく生まれ変わった音を堪能していたわけですが、クラシックは美音という意味では、本当にドンピシャな自分好みの音になってくれましたね。美しすぎて、まいる。

この美しさを堪能するだけで、1ヶ月はイケるんじゃないか。

香辛料は、素晴らしい。外食は、素晴らしい。音楽も、素晴らしい。

3月から外食すらはばかられる、また制約されて来た中、本日、久しぶりに外食。数年通ってなかった近場のインドカレー屋に赴く。

もとはと言えば、本日、朝から非常にやる気がなく、音楽を聴けども、本を読めども頭に入らず、散歩すらする気にならず。どうにもこうにも「上がらない」一日になりそうだったのです。

昼前に妹にそんな状況をLINEで報告し、相談してみたところ「外食いいよ!外食!」と強くレコメンドされ、ふとそのインドカレー屋を思い出し、行ってみようと。

サグマトンカレーを頼み、食べ始めると、これが進む進む。そして食べ終えた直後から訪れる多幸感。何かヤバいクスリでもキメてしまったような多幸感。帰り道の自転車を漕ぎながら「ヤバい!幸せ!気持ちいい!」と呟きながら、相当にヤバい人であるかのごとく、戻ってきたのであります。

戻った途端に今度は急激な眠気に襲われ、椅子の上で1時間半ほどダウン。のっそりと起き上がり、ミケランジェリの演奏を聴くと、また別の種の幸せに包まれた次第。

これを書いている今、17時になろうとしてますが、総じて幸せな一日に。恐らくその全ては香辛料、スパイスに源を置くものであろうと。

香辛料は、素晴らしい。外食も気分が変わり、素晴らしい。そして、音楽はやっぱり素晴らしい。

ヤバい!幸せ!気持ちいい!

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800円の幸せ!

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 / ミケランジェリ, ジュリーニ, ウィーン交響楽団 (1979/2017 SACD)

FURUTECH NCF Booster-Brace を導入しての鑑賞。その視点より。

スピーカーからの音の離れが、これまで見られなかったほどに速い。

これによってピアノは浮き立つような立体感を持って届けられ、オーケストラはスピーカーに張り付くことなく、自然な残響を伴って、音が素早く立ち上がる。

重厚さと軽やかさのアンビバレンツが見事に両立させられ、協奏曲でもあり、交響曲でもあるかのような、「演奏」としての総合力を見せつけられるような結果に。

このアクセサリーは、すごい。