音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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The Speed of Now Part 1 / Keith Urban (2020 44.1/24)

最近は洋楽のメインストリームロックを聴くことも少なくなってきたけれども、キース・アーバンはわりと好きだよね、自分。さらっと聴き流せるのが魅力的。

キース・アーバンがロックなのかどうかは別として。あくまでもやはりブルーグラスなのかな。

Tropican Trops / move (2002 Spotify)

move(m.o.v.e)のカタログはSpotifyの方が圧倒的に充実していることに気が付いてしまったので、早速喜び勇んでこのアルバムを。

moveの楽曲にラテンアレンジを施してリテイクしたと言う、無駄な労力の塊のような作品。これがまぁ、よく出来ているんだ。アガるよ。アガッてるのはこれを書いている自分一人だけですがね。

加えて、h.ear go 2がSpotifyからのキャストに対応していることにも気が付いたので試しにWi-Fi経由で飛ばしてみると…あら、PCからのUSB接続よりも格段に音がよい。

もしかしてSpotifyって使える存在なのか?昨日もプレイリストが使える系だなぁ、などと眺めてはいたのですが。

Tropican Trops(CCCD)

move super tune -BEST SELECTIONS- / move (2002 FLAC)

散歩のお供に。

いい天気だというのに身体は重く。若干苦行系の散歩。それでもお天道様の力は偉大なり。スッキリとした朝を迎えております。

え。move(m.o.v.e)ってSpotifyの方が格段にカタログが充実していたのか…。今まで気がつかなかった。

like minds / Burton, Corea, Metheny, Haynes, Holland (1998/2006 88.2/24)

今日は呼ばれるなぁ…。

問答無用のモダンジャズ。チルアウトさせるつもりで聴き始めたら、あら、以前に聴いた時よりも断然格好良く聴ける。こんなに素晴らしい作品だったのか。20年遅いぞ、自分。

これだけ多くのトップミュージシャンを集めながらも、音の押し引きが阿吽の呼吸で奏でられていることが、非常にエキサイティングに映る。

各楽器がそれぞれに訴求力を持ちながらも、一つの音楽を作ることに対する集中の高みにいることがよく分かる。ネームヴァリューを超えて「さすがだな」と思える、言える、唸らされる。

いや、でも、それこそがスターと言うものでしょう、と。

Like Minds

#KingButch / Butcher Brown (2020 96/24)

今度はジャズの最先端、その尖ったポジションを。

音楽のトリップだよね、これは。音楽と言う世界と時間を旅しているような感覚。

ジャズと言えばジャズなのだろうけれども、ジャンルと次元を軽く飛び越えている。カテゴリの頭上で飛び回っているような音楽とでも言えばいいのかな。

イカしてるし、イッちゃってる。

Ascension / Black Art Jazz Collective (2020 48/24)

フュージョンからストレートアヘッドなジャズに舵を切る流れで。

懐かしい香りのするサウンドなのに、明らかに今のサウンド。テイストとしてはもしかすると現代ジャズの主流から外れてしまうのかもしれないけれども、自分にはガツンと響くのです。

音楽などはそのようなものであって。メインストリームがどうの、最先端がどうので聴く流れも人生の中では確かにあるだろうけれども、やがては自分に響くか否かと言う選択で聴くようになってくるものです。

そうやって音楽を聴き続けることが出来た人間がここに一人。それが自分という一個人なのでありますよ。歳を重ねていくごとに「音楽≒人生」となり、そして音楽をサヴァイヴし続けております。ほら、人生と音楽がうまくすり替わっているでしょ。

innocencia / Saigenji (2004 FLAC)

午睡から目覚めると何かが自分の事を呼んだらしい。このアルバムを久しぶりに紐解いてみた。

調べてみるとこの日記上で残っている最後の再生は2008年。「手持ち音源」と言うよりは「音楽アーカイヴ」と化している。それほどまでに聴いていなかったのかと、やや驚きを持って迎える。

もしかするとSaigenjiの初期3枚は皆それくらい聴いていないのかもしれない。

しかし何が自分を呼んだのだろうか。

Innocencia