唐突にダンスクラシックなぞ。
このシャレオツなギターのカッティングと、やり過ぎないベースと、必要最小限の手数でグルーヴを生み出すドラムだけでも、ご飯3杯はイケる。
午前中の軽い寝落ちからの復帰後に。
復帰と言えば、結局本日は休暇をもらいました。火曜水曜の私の週末を含めて4連休をしっかりと静養し、そして木曜日に復帰します。
足首付近のじんわりとした違和感と痛みがやけに気になるのよね。明らかに通勤による歩行距離のオーバーワークです。
で、このアルバムの話に戻って。
もういい加減飽きたかなと思った時期もあったのだけど、改めて聴き直してみると、この作品におけるエネルギー感もしくは充実感のようなものには、なかなかに抗い難い魅力があると。
T-SQUAREにありがちな、アンサンブルがなあなあになる現象が全く見られないのがまたよろしいかと。バンドのカラーであるサックスプレイヤーが伊東たけしから本田雅人に交代した初の作品であることが功を奏してか程よい緊張感が全編にあり、聴いていると背筋が伸びる感覚もあるのよね。
そう考えてみると、まだまだこれからも聴き続ける作品なのだろうな。
もちろんこのアルバムは入手しております。今作もストンと心に入ってくる楽曲を揃えてきてくれました。
萌音さんの音楽的な幅がどんどんと広がっていく様を見ているのは、とても楽しいことであります。娘の成長を見届ける親の目尻が下がっている状態とでも言いましょうか。
現時点での個人的なツボは、アルバムの中でも比較的小品としての位置づけになっているのであろう「チョイス」であります。
日々は取捨選択の連続。どこに転んでも生きるより他にないのです。それをカラッとした部分を使った萌音さんの声で歌われると、自分の中での鼻歌として咀嚼されていくのがまたよいのですよね。日々のそんなこんなを軽く笑い飛ばしながら生きていきましょう、とね。