音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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OFF THE LOCK / B'z (1989 FLAC)

本日の朝一に。

恐ろしいことにこのアルバムのリリースは80年代なのだよね。自分の中でB'zは90年代から始まっていると言う肌感覚なので、そのわずか1年のギャップに恐れおののくのでありますよ(デビューは1988年だけどさ)。

あー、でも、TM NETWORKからの派生的に捉えられていたB'zなので、やはり感覚としても80年代スタートと意識しておいた方がよいのか。

それはともかくも、このアルバムがなければ自分がB'zにその後のめり込むこともなかったわけで。そう言った意味での自分内記念碑的アルバム。

OFF THE LOCK

BLUE IN RED / T-SQUARE (1997/2015 DSD64)

「本田雅人のT-SQUARE在籍期間は意外と短かったのだな」と今頃になって気がつく。

その本田さんのT-SQUAREへの置き土産作品。緊張と馴れ合いの融合と考えると、それも確かにフュージョンと言う単語に当てはまるななどと、誰が上手いことを言えと。

緊張感、あります。一方で馴れ合いの悪癖もあります。弛緩と言ってもよいかもしれない。その意味において中ダレが確かに存在するアルバムなのですよ。聴いていての芯が感じられない瞬間があちこちにある、とも言い換えられるかな。

BLUE IN RED

NEW-S / T-SQUARE (1991/2015 DSD64)

午前中の軽い寝落ちからの復帰後に。

復帰と言えば、結局本日は休暇をもらいました。火曜水曜の私の週末を含めて4連休をしっかりと静養し、そして木曜日に復帰します。

足首付近のじんわりとした違和感と痛みがやけに気になるのよね。明らかに通勤による歩行距離のオーバーワークです。

で、このアルバムの話に戻って。

もういい加減飽きたかなと思った時期もあったのだけど、改めて聴き直してみると、この作品におけるエネルギー感もしくは充実感のようなものには、なかなかに抗い難い魅力があると。

T-SQUAREにありがちな、アンサンブルがなあなあになる現象が全く見られないのがまたよろしいかと。バンドのカラーであるサックスプレイヤーが伊東たけしから本田雅人に交代した初の作品であることが功を奏してか程よい緊張感が全編にあり、聴いていると背筋が伸びる感覚もあるのよね。

そう考えてみると、まだまだこれからも聴き続ける作品なのだろうな。

NEW-S

name / 上白石萌音 (2022 48/24)

もちろんこのアルバムは入手しております。今作もストンと心に入ってくる楽曲を揃えてきてくれました。

萌音さんの音楽的な幅がどんどんと広がっていく様を見ているのは、とても楽しいことであります。娘の成長を見届ける親の目尻が下がっている状態とでも言いましょうか。

現時点での個人的なツボは、アルバムの中でも比較的小品としての位置づけになっているのであろう「チョイス」であります。

日々は取捨選択の連続。どこに転んでも生きるより他にないのです。それをカラッとした部分を使った萌音さんの声で歌われると、自分の中での鼻歌として咀嚼されていくのがまたよいのですよね。日々のそんなこんなを軽く笑い飛ばしながら生きていきましょう、とね。

name (初回限定盤)(DVD付)(特典:なし)