2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧
柏原芳恵はアイドルと言うよりは歌謡曲シンガーという方が正しい気がしてきた。丁寧な曲を丁寧に歌うという印象。派手さはないけどね。
アルバムのスタートが重い曲から始まるからか、終わりが非常にあっさりしている印象。通して聴いてのボリューム感が少なめだから余計にそう感じるのかも。でもこれが現時点でのラルクの最新形なんだよな。何かが胃の下で残るような不快感を覚えながらも、や…
the band apartの魅力を端的に伝える言葉が見つからない。
なぜか遊佐未森。このベスト盤のリリースから20年が経過してさすがにサウンド的には古さを感じさせるものの、ボーカルは今聴いてみても瑞々しい。それほど聴き込んだアーティストではないけれども、たまに聴く分には良いかもしれない。ZABADAK、PSY・S、遊佐…
こちらのリミックス盤を再生。肩肘張らずに聴けて良い。
capsuleのサウンドは最初に聴いたときには薄味に感じられても、聴き込むにつれ次第に中毒性を増していく。フルボリュームで聴くのも楽しいけれども、ゆったりとした気分で聴くヤスタカテクノも気持ちがよい。
佐藤伸治とは異なって、どこか気持ちの悪さを感じさせるボーカルではあるのだけれども、不思議と多幸感を引き寄せる。乾いているサウンドがアッパーな気分を煽るのかしら。
引き続きcoaltar of the deepers。このe.p.に収められている各トラックはどれもこれも原盤へのリスペクトが垣間見えて楽しい。どんなミュージシャンがどんなアレンジをもってしても、原曲のアイデンティティは崩れないという奇跡。
何十回聴いてもぐっと来るのは「SUBMERGE」までの勢いから「THE LIGHTBED」への落差。スラッシーに突っ走るかと思いきや、ぐっとネオアコで落とし込むという合わせ技一本。これがあるから、アルバム全編を聴くことが出来ると言っても過言ではない。このバン…
amazarashiのアルバムの中では本作が一番好きだ。ポエトリーリーディングにも似た訥々としたメロディと、物語性の高い詞の世界。その両方のバランスが最もいいあんばいに調合されている作品だと思っている。物語性が高いということは、数を重ねればそれだけ…
GRAPEVINEのカタログの中でも抜きんでて明るい作品。気分が引きずられなくて良い。
スガシカオ作品の中で『CLOVER』に並んで聴き込んでいないアルバム。スガシカオ本人の失敗作発言を読んでその気になってしまったのかもしれない。あらためて聴いてみると、ちょっとロック寄りのスガシカオサウンド。いいじゃない。こういう新たな発見もたま…
そういう気分だったので。
週頭F1脱力症候群。B'zに少し気合いを入れてもらう。
リリースされてからもう22年か…。それだけ長い間つき合い続けても新鮮味が落ちないというのは奇跡的なことなのだよな。CD黎明期のひ弱な音を感じさせずに、あくまでもリッチに音作りがなされているという辺りが鮮度が落ちない理由なのかもしれない。もちろん…
やっぱりこの人は自前で曲が提供出来るアイドルだったのではないかと思うようになってきた。
ベースラインが歌う心地よいBGM。
僕は岡村靖幸に興味があるのではなくて、単にこのアルバムが好きなだけだ。
林業にフォーカスを当てて描かれた長編。この手のジャンルは熊谷達也辺りに書かせたら相当なボリュームの作品になるだろうけれども、三浦しをんはどこかコミカルに描く。林業の奥深さに触れると言うよりは、林業の入口を紹介してくれているという感覚で読め…
NARASAKIはハチャメチャやっているように見えて、意外とコンサバなのかもしれないと思ってみたり。安心して聴けるというか。
収録曲の半分近くがmotsu先生作曲・アレンジということで、その出来が非常に不安だったのだけれども、いざ聴いてみるとギターゴシック鉄板な近年のm.o.v.e節。ここしばらくの作品の中では抜きんでてかっこいいんじゃないのか? Altimaでのmotsu先生のラップ…
これまで聴いてきたシングル群や坂本真綾に提供した曲が非常にトリッキーでインパクトが大きかったので期待して聴いてみたアルバム。思っていたほどとんがっているわけでもなく、特徴が薄めのボーカルにバックがあれこれと手を尽くしてもてなすと言った感覚…
カルロス・トシキのどこか拙い日本語とこの時代のシンセサウンドが、一瞬の煌めきを見せているようで結構愛聴盤。母性本能をくすぐられる感じ。いや、男だけれども。
moveの「ヴ」は部活の「部」。なんてことをライブでmotsuさんが言っていたなぁ。ラテンアレンジの気怠い感覚がmoveのマイク陣とミスマッチでたまらない。
夜中に聴くFishmansも気持ち良いのだけれども、夕方に聴くのもまたドープな感覚が白日の下にさらされる感じで気持ちが良い。一日を全部クリアにする感覚とでも言いますか。
CKBを一気に聴くとマラソンでもしたかのような疲労感に襲われる。それだけボリューム沢山と言うことなんだが。
最初は「ちょっとアレンジが古すぎるかな」と思っていた曲にも慣れてきた。昭和歌謡の一時期を切り取る良サンプルではないかと。
この季節にぴったりなカラーのポップスですな。小林武史ワークスの中で最も好きな作品かもしれない。
桜は散りかけていた。肌の下をずりずりと這い回るようなメロディラインが何度聴いても魅力的。
ススキノのバーで繰り広げられる同窓会後の顛末。寝る前に読んでいたせいか全くストーリーが頭にはいっていないのだけれども、読みやすかったのは事実。田村はいつ現れるだろうかとワクワクしながら読み進めた。ま、お手軽な小説として。