2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧
なんだろうね、この不良な大人のロックというか。
少しばかり勢いをつけたくて聴く。浅倉大介と西川貴教には、2枚組をあっさりと聴かせるだけの不思議な力がある。
空はとっても青いのに。どうしてこんなに憂鬱なの。
このアルバムもそろそろ20年選手か…。小沢健二が王子様になる直前の、非常にナイーブな世界。
雨上がりのひんやりとした空気を部屋に取り込みながら。
昔はこのアルバムを聴きながらずるずると落ちていくのが楽しかったのだけれども、今となっては普通に哀愁メロディックコアとして聴けるから不思議だ。
久しぶりに聴く一枚。ヒップホップの爽快感は無く、ただひたすらに哀愁系のトラックが流れる和のヒップホップ。これはこれで確かに一つの時代を築いた。
聴ける音楽なら何でも良いです。日曜日の諦めの境地。
「なんとなく」な日曜日。
日曜の午後をまったりと満喫しようかという所に訃報あり。色々と良くしてもらった親族なので、心中複雑。
雨降りしきる日曜日の午後。
何か上手く感情移入が出来ないままに読み終わってしまったという感。深く掘り下げると言うよりは、軽く読み流してもらう作品と言うことか。
直結でバーストリンク!という気分ですな。何が何だか。
昔から向井秀徳の作る音楽とは相性が悪かったのだけれども、今作は妙にWeb上での評価が高かったので「どれ、10年ぶりくらいに聴いてみるかね」と手を出して後に激しく後悔。ラップのようなポエトリーリーディングのようなボーカルの世界はバンドの特性として…
聞き始めの頃は後半の流れがだるく感じられたのだけれども、BGMとして流して聴く分にはなかなか心地よい。ベースは打ち込みよりも生の方が気持ちよく聴けますな。それは全体を通してローファイに仕上がっていることと関係があるのかもしれないけれども。
若々しくて、どこか危うい雰囲気の梁静茹。まだバラードは借り物という印象で、アップテンポな曲の方が生き生きと感じられる。一つのアーティストの成長ぶりを見られるというのは、ありがたいことであるなぁ。
収録曲の最後の最後にゼロから始まると歌われると、もうそれだけでお腹一杯な気分になる。なんだろう、この男臭さは。いつまでも泥のなかでもがき続けているような。
なんとなく。
iTunesをパラパラとめくりながら再生。時折雨のぱらつく曇天模様には、坂本真綾のちょっとウェットな雰囲気がよく似合う。冷房もようやく切った。
「ミスターアウトサイド」のメロディが急に頭の中で鳴りはじめたので再生。90年代前半の、勢いのある佐野元春ポップスが全開のサウンド集。確かにWebや誌上で90年代ロック&ポップスの名盤として謳われるだけある。緩急をつけながらもだれることのない全力投…
Polarisを何度も繰り返して聴いた後にこのアルバムを聴くと、耳が軽く混乱に陥る。ある程度はTPOをわきまえて聴かないと。
6年ぶりの再始動シングル。6年ぶりというよりは、10年間を一気に飛び越えて今に現れたという印象。新曲のはずなのに、すんなりと肌に馴染む。Polarisという時代を一巡りしてたどり着いた先のサウンドスケープ。とにかく美しい。
この頃まではまだメロディらしいメロディが存在していたのだよな。だからわりと好んで聴ける。
まだまだ現役なのだけれどもいぶし銀。類似するユニットがそうそういないところも、そう感じさせる所以なのかも。
6年振りの新譜の到着待ちということで再生。この時期のPolarisは若干それまでとは方向性が違って、音数の多い、ゲストを迎えた音楽を作るようになっていた。新作を試聴した限りだと、これよりもちょっと前のPolarisからリスタートしているような感覚。早く届…
新生SUGARといってもいいくらいのバンドアンサンブル。SUGARほどポップな曲はないけれども、どこまでも荒涼とした土地をザクザクと踏みしめて行く孤独さと快感に身を任せている雰囲気。これは原点回帰を名目とした、ある種の過去への決別か?ボブおじさんの…
このアルバムはPerfumeが世界(というかアジア)に打って出るというよりは、中田ヤスタカがアジアに切り込んでいく作品として作られたのではないかという気がしている。自分のトラックスがどこまで認められるか、受け入れられるかというところをPerfumeに託…
熱を孕み一気に駆け抜ける男の生きるサガ。迸る男汁。全ての中年どもに捧ぐ。
Fried Prideはどんな気分の時にでも隣で寄り添ってくれている感覚があってよろしい。
うーん。流れとしては悪くないのだけれども、突出する曲が無いように思える。「このアルバムにはこの曲!」という決め球に欠けるというか。それが全体として眠たい印象につながっているのではないかと。UNLIMITS節が炸裂!というところまでは行かないかな。…