2021-03-04から1日間の記事一覧
このどこまでも淡いブルーの色彩である音楽は、この時期だからこそ作ることが出来たのか、それともその後のメセニーにもある色彩なのか。そのようなことを考えていながら聴いていた。そして最後のトラックが終わるのを待たずに、軽い眠りに就いていた。
本当にいい曲が揃っていて、いいボーカリストがここにいて、しみじみと聴けるアルバムであります。「一縷」を最後に持ってい来ているのは絶対にズルいと思うのよね。こんな曲でアルバムを締められたら、そりゃ、聴了感は最高潮に至りますよ。
通院がてらウォーキング。2kmも歩くと腰もワヤになりますな。帰宅後にマッタリとこれを。久しぶりに目についたので再生した次第。自分の中ではシブ格好いいシンガーであります。男臭いのだけれども、どこかドライな感覚がよろしくて。
お昼時に。ブラームスという作曲家は、アクセルを踏み込んでもなかなかエンジンに力が入ってくれない車のようなものだなぁ、などと訳の分からないことを考えながら聴いておりましたとさ。
聴けば聴くほど、筒美京平先生の気合いと凄みが伝わってくる作品なのです。
楽曲に対する母性なるものも育っていくものなのだなと、この作品で聴くことの出来る斉藤由貴のボーカルを聴きながら考えていたのであります。
この作品のほの暗いトーンが、いつ聴いてもシビれるのです。年を重ねるごとにどんどん好きになっていくような気もする。その点において、自分の中で全く風化せず、むしろ熟成が進んでいる作品であるとも言える。
朝一のキックに。これはいいポップアルバムですね。これまでのSawanoHiroyuki[nZk]作品で、最も聴きやすく、また聴きごたえもある。いいバランス。