音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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2023-07-25から1日間の記事一覧

まあ、まだ病中なので

いくら熱が下がり、布団でゴロゴロすることに飽きたと言っても、新型コロナは一瞬にして体力を奪いますので、力の入り方は平常運転とはいけないわけです。喉の痛み、咳、鼻水の症状はまだありますからね。デスクトップでの作業をあらかた片付けた後はぼんや…

THE BLUE HEARTS 30th ANNIVERSARY ALL TIME MEMORIALS ~SUPER SELECTED SONGS~ / THE BLUE HEARTS (2015 44.1/16)

『嫁聴け』の移管作業を進めながらこの辺を。そして先程無事に移管が終わりました。これにて旧サーバにひっそりと眠っていた当該コンテンツはまるっとさようなら、ですね。レンタルサーバも解約して、メールアカウントだけ生き残らせるような作業を行いまし…

VENTO DE FELICIDADE 〜しあわせの風〜 / T-SQUARE (2023 96/24)

新旧メンバーが入り混じって、その時代時代のスクエア節を聴かせてくれる好アルバムではないかと。楽曲毎にキャラが立っているのですよね。この作品を通して聴くと、T-SQUAREと言うバンドが持つ時代の共通項も案外とあるように見えてくるのです。自分がのめ…

ラロ:スペイン交響曲&サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン / ルノー・カピュソン, パーヴォ・ヤルヴィ, パリ管弦楽団 (2016 44.1/16)

ここ数ヶ月で自分の耳がぐっとヴァイオリンに対して好意的になってきております。背伸びをして聴いていた時期もありますが、今は自然体で聴くことが出来る。そこでルノー・カピュソンのヴァイオリン。弾けているんですよ。もちろんたっぷりと歌うべきところ…

サン・サーンス:チェロ協奏曲第1番 / ゴーティエ・カピュソン, リオネル・ブランギエ, フランス放送フィルハーモニー管弦楽団 (2013 44.1/16)

艶やかなチェロの音色に聴き惚れる。これぞゴーティエ・カピュソン。ここでの演奏は音がつとめて明るいのですよ。曲調に合わせて変幻自在に歌心の機微を発揮するタイプの演奏家。楽曲において画一的な自分印の演奏に陥らないのと同時に、この人ならではの表…

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 / フリードリヒ・グルダ, ホルスト・シュタイン, ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (1971/2013 44.1/16)

グルダの明瞭なタッチによるベートーヴェン。一時はこの輪郭の鮮やかさが自分の好みから微妙に外れる感覚があってやや遠ざかっていたのですが、あらためて聴き直してみると、音のフォーカスがしっかりと定まっているこの演奏スタイルこそが、グルダの看板で…

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 / アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ, カルロ・マリア・ジュリーニ, ウィーン交響楽団 (1979/2020 44.1/16)

この演奏において、オーケストラを牽引しているのは指揮者であるジュリーニではなく、ミケランジェリのピアノなのではないかと思えた次第。第一楽章の頭ではオーケストラにややむらっ気があるように感じられるのです。ところがピアノが入った瞬間からその全…