音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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サン・サーンス:チェロ協奏曲第1番 / ゴーティエ・カピュソン, リオネル・ブランギエ, フランス放送フィルハーモニー管弦楽団 (2013 44.1/16)

艶やかなチェロの音色に聴き惚れる。これぞゴーティエ・カピュソン。

ここでの演奏は音がつとめて明るいのですよ。曲調に合わせて変幻自在に歌心の機微を発揮するタイプの演奏家。楽曲において画一的な自分印の演奏に陥らないのと同時に、この人ならではの表現の懐の深さにも納得させられてしまうのです。

大切なことなので二度言いますが、惚れる、聴き惚れる。

サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番、チェロ協奏曲第1番 他