本日の朝一に。朝にふさわしい、爽やかでクールな1枚。リマスタで明らかに音が今風に生まれ変わった。それでいて原型もしっかりととどめている。プロの仕事。
Off The Wall / Michael Jackson (1979/2014) Hi-Res
生音中心の70年代マイケルでもここまでかっこいいのだから、もう手のつけようがない。常に最先端のトラックを提供していたMJ作品の中でも、トラックが最もグルーヴィーなのは実はこの作品なのかもしれない。
リアルタイムでは全く見向きもしなかったのに、今、こうして聴いていると、この人が亡くなったことが全く信じられないに確固たる存在感がある。そりゃぁ、全世界を巻き込んでの大ヒットを飛ばしまくっていたわけだ。今聴いても風化が感じられないんだよね。
Sonic Highways / Foo Fighters (2014) Hi-Res
ラストトラック「I Am a River」でいつも感動してしまう。大団円の見本のような楽曲ですよ。達成感的な。
File Under: Easy Listening / Sugar (1994/2012)
聴くものに困った時のBobおじさん。この爽やかな轟音ギターが晴天にぴったりですな。
youth(青春) / bloodthirsty butchers (2013)
もう何も恐れることなく聴くことが出来る。時間は悲しみをうまく風化してくれるというやつであって。
週刊「雑音万華鏡-Noiz-」更新
週刊『雑音万華鏡 -Noiz-』更新しました。
今回は桑田佳祐原曲の山崎まさよしカバーによる「月」を題材にしました。桑田佳祐だと雰囲気が肉感的なR-18になってしまうので、もう少し絵画的な山崎まさよしのカバーから妄想を頂きました。ま、読み手にとってはどちらでも構わないことではありますが。書いている方は二者をひたすらに聴き比べて、山崎まさよし版をチョイスしたのです。これでも。
ということで、お時間のある時にでもご一読頂ければ幸いです。
『Vol.49 月 / 山崎まさよし (2007) - 雑音万華鏡 -Noiz-』
さぁ、ラスト1本でこの企画も終了だ!予定通り終わらせる!
Aromatic / bohemianvoodoo (2014)
うーん。悪くはないのだよなぁ。決定打に欠けるところがもしかしたら逆に魅力なのかもしれないとは思うのだけれども。さらにはこの音源がハイレゾだったら、音の気持ちよさは相当に上がってくると思うのだよね。もう何もかもが色々と惜しい。
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」&第8番 / ヤルヴィ(パーヴォ),ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン (2006)
先日の山荘行きにて友人からalacファイルを頂戴した物を再生。ベートーヴェンはカラヤンの全集で持っているが、まだほとんど手をつけていない状態で、このパーヴォ・ヤルヴィ指揮の演奏を聴いてみた。USB-DACからヘッドホンにて再生。
比較的小編成での演奏と言うこともあってか、楽器の見通しが素晴らしく良い。各楽器が何をしているのかが分かりやすい演奏。そして一切ダレることのない小気味よい演奏。オーケストラという言葉から想像される重厚感からは少々離れるけれども、気軽にクラシックに親しもうと考える上では、実はこの上ないサンプル、演奏なのではないかと。ベートーヴェンというとついつい構えてしまう自分がいるけれども(それはきっと第5番と第9番の存在のせいだと思うが)、これは気軽に聴くことが出来る。それはチープだとか軽いだとかという事ではなくて、コンパクトなスピード感が自分の持つスピード感と合致するという意味でもある。これは面白い。
引き続き、好演奏と言われている第4番&第7番の組み合わせを聴いてみようと思う。
ベートーヴェン:交響曲第4番&第7番 / ヤルヴィ(パーヴォ),ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン (2007)
あ、こりゃ、本当に自分との相性ばっちりだわ。交響曲を聴いていて「?」となるポイントが全くない。クラシック素人の自分はよく「?」となることがあるのだけれども、少なくとも、今日聴いた3番、4番、7番、8番に関しては「?」が一回も浮かばなかった。むしろ展開が掴みやすく、演奏も軽快で聴きやすく、いいことだらけ。
そして何よりも、アルコールの軽く回った頭に気持ちよく音が回る!
これはもしかしたらもしかして、SACDディスクを持っていてもいいかもしれないな…。値段もこなれてきているし。検討します。