音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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K.AND HIS BIKE / the band apart (2003)

ヘッドホンで聴けばもっと気持ちいいんだろうと思いつつ、ヘッドホンよりもスピーカーな気分が続いていたので、俺内正当評価が遅れまくった。すまん。誤解を恐れずに、って誰の誤解を恐れるんだ!というわけのわからない勢いで明確にすれば、coaltar of the deepersに初めて触れた時のあの衝動っすよ、あれ。しかも、あのベクトルとは全く正反対な衝動。音楽のベクトルも俺の引きずられ方のベクトルも。一言で言うならばシーケンス。辞書を引けば、連続性とも順序とも出てくるあのシーケンス。オシロスコープを縦に読み取るか横に読み取るか、どちらに読み取ってもみても一つの現象を表わしていながら、時間の線上においては連続性すら失っているような、そういう愉快な曖昧さというか。もう、ごめん、抽象一直線。こういう音楽、嫌いなわけないじゃん。何やってんだ、俺。こういのは太陽の下で聴かないと。そういうときに限って、週末の天気がよくないんだものな!