約20年か。
その20年で、未だに持ち続けている何かが自分の中にあることを誇らしく思うよ。
あれだけ、文面上から得られる人物像に怒りを抱えざるを得なかったあの人にも、見下されてしまったことに対して憤りを感じずにはいられなかった一回り下のあの人にも、きっと、冬は平等に訪れて、そして、僕は今、冬を味わうには絶妙にウェルバランスな都市にいることに対して、必要最小限であっても評価を与えるべき状況にあると思うのであります。
ふくよかな音の下に、冬をしのぐための暖房機器と資源に感謝を覚えながら、今日という日を終わらせようとする次第。念願の光のページェントは、そのエントランスの華やかさだけを堪能しました。それも仕事絡みでありましたが。
冷たい夜、そして一人だけの夜にさよならしても、基本は、自分は自分という一人なので。