音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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MOONGLOW / 山下達郎 (1979/2002)

さすがに70年代まで遡ると、録音の関係か、時代の彩り、ちょっとした古さを感じずにはいられない。それでも洗練されたアレンジと若々しいボーカルとの相乗効果で作り上げるサウンドの鉄壁さを感じてしまうのが、この人の凄まじいところか。どことなくウェットなイメージでもあるこの作品だけれども、これが翌年の『RIDE ON TIME』になるといきなりドライになるのだから驚き。この人の作品はもう少し掘り下げて聴いてみたい。区の図書館のネットワークを使うと、一通りのカタログが揃うもので。