AppleMusicでPSY・Sの配信が始まっていたので、PSY・Sから離れた時代の作品を聴いてみようと思い再生。
本作は発売当時に1回だけ聴いて「あ、これ却下」と何も考えずに終わっていたので、それから23年経過した今、どう言う判断が出来るだろうかと思いつつ聴いて行ったのでありますが。
PSY・Sのトレードマーク的であったスリル感が全然なくなってしまって、妙に平和な音楽になってしまっていたのだな。オーガニックミュージックという新機軸だったと解釈も出来るけど、やはり当時の自分の趣味からは外れてしまったのだな。その新機軸も、今聴けば受け入れる事も出来そうだけれども、やはりPSY・Sというユニットが持っていた個性からすると「うーん、これはちょっと違うかな?」と言う感想に落ち着く。サイバー感やメタリック感、そしてメランコリックな雰囲気もない。となると、これはPSY・SであってPSY・Sではない、というちょっと冷たい結論に達するのだな。当時の自分がそこまで考えてから却下したかどうかは別として。
今聴いてみても、やっぱり却下かな。