通勤の復路に。その2。
通勤の片道で、アルバムが2枚聴けてしまうこの哀しみがわかるかな?
L'Arc~en~Cielリマスタ再発ハイレゾ版を聴く、その7。
前作『SMILE』からさほどスパンが空いていないこともあってか、それを進化させたかのようなロックなアルバム。
…であることに気がついたのは、これを聴き終えた今さっきなのですがね。それほどまでに実に「聴いていない」アルバムだったのです。
今回のリマスタ再発でも一時は購入を後回しにしたほど。何となく「今聴いておくべきなのでは?」と予感めいたものをおぼえて、購入したのです。
聴いておいて正解でありました。リアルタイムではおそらく自分の心がラルクから若干離れていたのですよね。その時の印象を引きずっていたので、どこか遠ざけていたのだろうと。
これまた格好良かったのであります。ゴリッとしたラルクのロックを楽しむには、好材料となる作品ではないかと。多方面から見て、ロックバンドとしてのL'Arc~en~Cielが結晶した一つの大きな形ではないかと思えるほど。
しなやかさ、耽美さ、ロックとしての意志の強さ。結構しっかりと揃っておりました。
さて、今回のラルクマラソン、次のアルバムでラスト。今日中に終えることが出来そうだわ。
L'Arc~en~Cielリマスタ再発ハイレゾ版を聴く、その6。
もうここまで来ると、今回のリマスタの効果は絶大でてきめんだったことが十分に理解出来たので、その点についての話はもうネタが尽きましたよ。
で、本作。
L'Arc~en~Cielの魅力は、そのポップさを惜しまないロックである点に集約されると思うのだけれども、それが最もよく現われているのが本作ではないかと。
ポップであることはコマーシャリズムを多分に含んでいると言う意味合いでもあるけれども、それでいながらも、ロックを演じることは決して忘れ去れることがない。
それはこのバンドの根底、土台に確固たる「L'Arc~en~Cielのロック」が存在し、その土壌に根ざして音楽展開を繰り広げているからして、そのロックであるところにはブレが生じないのだろうと。
無論、表層的な部分だけを捉えてしまえば、「なんでもあり」なバンドと勘違いされがちな危険性はデビュー当時からあったのだけれども、先に述べた根底に目をやれば、個性的かつ唯一無二と言う意味でのユニークなロックバンドであることは間違いないわけで。
まぁ、細かいことをゴチャゴチャ述べても詮無いので、結論としては「L'Arc~en~Cielは格好いいなぁ」と言うところで大雑把にまとめても構わないよね。
L'Arc~en~Cielリマスタ再発ハイレゾ版を聴く、その5。
のっけから攻撃的な音作りになっておりますな。それでいて終盤のしっとり壮大路線も情感豊かに聴かせると言うバランスの良さ。
これまでほとんど再生してこなかったアルバムではあるけれども、やはりこの90年代終盤から00年代までのラルクは、とても充実した、かつ、分かりやすい音作りをしていたのだなと再認識させられるわけで。
今回のようなリマスタ一斉発売と言ったような機会でもないと、なかなか集中的に1つのアーティストばかりを、それもリリースの順を追って聴くこともないですな。そろそろ正直なところ疲れておりますが、まだ頑張るよ。
何を頑張るのかって?マラソンですよ、マラソン。まだ17時半前。今日という日の時間はまだ残されている。