音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

当コンテンツではアフィリエイト広告を利用しています

The Stranger / Billy Joel (1977/2012 88.2/24)

なんとなく聴いてみた。昨晩から妙に洋楽づいているな。

染みるアルバムですよ。数年前にそれに気がついた後も、ろくすっぽ再生していなかった。

一時は自分の中で不当に貶めていた作品なのだけれども、やはりそこは年齢を重ねるとともに、染みるキャパシティが広がってくるということなのだろうな。

ストレンジャー(期間生産限定盤)

Crush / Lettuce (2015 Spotify)

今度はファンクのプレイリストを飛ばし飛ばし聴いていたのですが、ガツンと来るものがありまして。これがそのLettuce(レタス)。

知らないと言うことは恐ろしい。ソウ・ライヴのメンバーを含む、ブラス・ファンクバンドでしたよ。Spotifyの再生回数を見る限り、その筋では相当に有名なバンドである模様。

ソウ・ライヴのお洒落なサウンドを期待すると、確実に(私的に)良い方に裏切られますね。もう、コテコテ濃厚なブラス・ファンク。ブラスセクションがこれでもかこれでもかと唸りを上げる。実に痛快な1時間弱でありました。

これはたまらなく音源が欲しくなったので、諸々漁って、TSUTAYAディスカスにて発見。借りますとも。これは通勤用ファンクだな。とにかくアガる。

Crush

Pinky's Blues / Sue Foley (2021 Amazon Music Unlimited 96/24)

Spotifyのブルーズジャンルで、何か面白そうなアルバムはないかと探していたのですよ。

そうしましたところ、このジャケ写、ピンクのジャケットに革パン、ピンクのギターを勇ましく握り、ドスを効かせた視線の妙齢の女性が私の心をつかみましたね。そう言う時、大抵は当たりくじを引くんですよ。

早速聴き始めたところ、わーお、ブルーズギターのど真ん中。今度は私の心を射抜きましたね。音も滅茶苦茶良い。慌ててAmazon Music Unlimitedから再生。

ボリュームをガッと上げて、そのギターを堪能。1曲目のインスト曲が終わったと思ったら、今度はイカしたドライヴ感あるボーカルが飛び出すじゃありませんか。この女性がこのギターとボーカルを演出しているのか。

今はよい時代なので、すぐにWebで正体を検索。スー・フォーリー。ギタリスト兼ボーカリスト。もうベテラン中のベテランなのですね。テキサスで若い頃に名を馳せて、今は故郷カナダに戻って…え、カナダでこのサウンドですか!?

いや、あのその、カナダ産音楽のそのクオリティの高さは知るとはなしに知っていたつもりではあったのですが、まさかこんなストレートなブルーズまでとは。

一気に最後まで聴いてしまいましたよ。のせるナンバーからじっくりと聴かせるナンバーまで、そのレンジの広さも魅力的。この存在を今の今まで知らなかったとはね。

音楽なるものはタイミングよくディグることの出来た時には、本当にいい巡り合わせを引くものでして。

しかし、まぁ、格好いいな、これ。

Pinky's Blues

Tapestry / Carole King (1971/2014 DSD64)

先にポストしたNorah Jonesに続いて。

ああ、なんだろうなぁ。「歌の持つ母性」なんて言ったら陳腐過ぎるな。
日本の土壌ではこのような感覚は現れないのだよな。

英語で歌われているから?

違うな。

歌の深みなのですよ。そこが決定的に日本のそれとは異なる。

自分が男性だからそんな気持ちになる?

それはあるかもしれない。

つづれおり