音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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人間と動物 / 電気グルーヴ (2013)

今日はハイレゾを敢えて避けて、iTunesで目についた作品を順次再生しております。それも、好印象だったけれどもあまり聴き込まなかったアルバムとか、最近ご無沙汰な作品とか、そういう辺りを。いかんせん去年が枚数を稼ぎすぎたので、記憶が全く追いつかなかったという反省点がありまして。それ以前の記憶も全て上書きされるくらいの状況だったので余計に。

で、このアルバム、やはり面白いわ。バリエーションを敢えて絞り込んで、統一感と不協和音と作り出すという荒技に挑んでいる感あり。もっともっと聴き込んでも良い作品なのかもしれない。Walkmanに入れておくか。

Life / Simply Red (1995)

やっぱり音圧競争に走っていない頃のディスクは、音は小さいかもしれないけれども、ダイナミックレンジは広く確保されているように聞こえてくるから不思議だ。密度が高いことが正義だと思っていた時期が自分にもあったのに。それもこれもハイレゾを聴くようになったからなのかな。

Workbook 25 / Bob Mould (2014)

引き続きヘッドホンリスニング。

ロックとしてのダイナミクスもあるし、かといって聴感上、ピークが当たっている印象もなく、非常によく出来たリマスタだということを改めて証明させられた。このヘッドホン、音に嘘をつかないわ。普段から味付けの濃いヘッドホンを使っている人にとっては、物足りなさを覚える機種かもしれないけれども、モニタライクに使うことも可能で、かつ下手な味付けのない、それでいて音楽の面白さを引き出してくれる、非常に優等生なヘッドホンだということがよくわかる。これで23,800円なのだから、良い買い物をした。なお、上には上がいることは承知の上での発言であります。