音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

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Greatest Hits!!〜updated Omokage Lucky Hole〜 / Only Love Hurts (2015)

朝一に聴くOnly Love Hurtsは爽やかな空気を届けてくれるね。もうこんなものを聴いても何も感じない身体になってしまいました。精神的不感症です。そういったバリアを設置しない限り、このめくるめく人生の裏街道世界観に飲み込まれてあっちの世界に行ってしまうってばな。

それはともかく「愛のブラックホール」が面ラホらしからぬ、壮大なラブソングに仕上がっていて腰を抜かした。本気を出せばここまでスケールの大きい曲を書けるんじゃないか。

さて、このベスト盤を聴き続ける限り、しばらく宣伝し続けてみようと思う。

面影ラッキーホールベスト盤発売記念として「マイルドヤンキーの生態学 〜面影ラッキーホールの歌詞に見る世界〜」なる小論文を悪のりで書きました。ご興味のある奇特な方は是非ご一読頂ければ幸いです。はっきり言って読了感最悪です。
マイルドヤンキーの生態学 ~面影ラッキーホールの歌詞に見る世界~ | 音波素粒子 -vox-

ON THE WAY HOME / 川畑要 (2014)

CHEMISTRY時代の「僕、歌上手いでしょ?」的なこれ見よがしな技巧に走らず、素直にカバーをしている辺りに好感が持てる。むしろ彼が女性の歌を歌うことで、その曲を僕も歌いたいという気にさせられる。これは徳永英明と同じ現象。カバーアルバムとしての必要最低限の条件をクリアしているということだ。

例えば、絢香の歌う「三日月」にはこれっぽっちも感銘を受けなかったのだけれども、川畑要が歌って見せたら「あ、これいい曲じゃないか」という気にさせられた。

楽曲によって若干アレンジの凸凹(出来不出来)はあるものの、CHEMISTRYという看板を降ろした川畑要が、歌うことの原点に立ち返って歌に取り組むという姿勢が、非常に好印象に映った。それくらい素朴でシンプルなカバー集。比較的お勧め。

humansystem / TM NETWORK (1987/2014) Hi-Res

外は冷たい雨。外出もままならず、完全に引き籠もり状態。読書をしてみるが集中出来ず。結局音楽を流しっぱなしにして、やって来るはずもないメールのチェックをしてみたり、妹をからかいがてらLINEをしてみたり。この上なく非生産的な日。

まぁ、そういう日もありか。

Behavior / PET SHOP BOYS (1990)

マリア・カラスを聴いていたのだが、急にPET SHOP BOYSが聴きたくなり、このアルバムをチョイス。結構前に図書館から借りていたものだけれども、実はほとんど聴いていなかった。

で、聴いている最中に寝落ちをする、というパターン。本日2回目の寝落ち。やはり雨の日で家にいるというのは、色んなものが落ちていくものなのだね。

C'mon / B'z (2011)

初めて聴いた頃から「これはスルメ盤に違いない」と、半ば期待を込めながらいたのだけれども、結局それほど再生回数を稼ぐことなく、4年も経過してしまった。過去ログを見ると確かにちょこちょことは聴いているのだけれどもね。

で、久しぶりに聴いてみると、これがまたいい。キャッチーな派手さには欠けるけれども、リフで攻める楽曲だったり、いつもと異なる拍子を導入してみたり、いつものB'zでありながらもどこか創意工夫のブレイクスルーポイントを見出そうと頑張ったアルバムなのではないかと。うん。今聴いてみると、いい曲揃ってますよ。「命名」のスケール感なんてものも出せるような大ベテランになっていたのだよね。