しかし風呂上がりの段階で大黒摩季の歌が頭の中を回り始めるというのは、これはれっきとした犯罪なんじゃないかと。眠れないじゃないか。
ディスクマンからデジタル経由でUSBプロセッサにつなぎ、プロセッサのヘッドホンアウトから愛用イヤホンを使って音楽を聴くのが大好きな理由は、ディスクマンのヘッドホンアウトからでは若干団子になってしまう音（特に立体面）がクリアに分離して、チープな音であればあるほど、その安さが立体的に浮き上がるからであって。葉山たけしによるこの時代のビーイングアレンジのシンセ音色（プリセットじゃないかと思えるくらいのあの音）を脳髄がとろけるまでに楽しむには、自分としてはこれほど最凶なものはないと思ってるので。その辺は、アレだ、浜崎あゆみやら超音波系声優歌手音楽を聴くために、とんでもない金を積んでオーディオシステムを揃える輩と、ベクトルの長さは違っても、方向は全く同じなんだわ、悲しいことに。
