ハイレゾ音源が出るのではないかという勝手な憶測を持って、ギリギリまで購入を踏みとどまっていた。アメリカが11/10になるのを待って、HDtracksにアクセスしてみれば、あるじゃないですか!Foo Fightersの新譜ハイレゾ!Amazonで輸入盤CDを買うより265円ほど高い計算になるけれども、ハイレゾ音源で手に入るなら誤差の範疇。ということで、速攻ダウンロード&リスニングポジションにて試聴会。
渋い。
「静かなる男の熱い魂」といった趣の、渋カッコいい、地にがっしりと足をつけたロック。前作のようなポップさ影を潜めたけれども、どの曲もしっかりと練られたロックチューンになっていて、なぜ今、この曲を演奏するのか?収録するのか?という哲学めいたものが感じられるほど。
アメリカ各地を転々としてレコーディングをしたということもあってなのか、曲ごとにミックスや音圧の微妙なばらつきは感じられるものの、それがまた味となって、バンドと一緒に男の旅をしているような気分になれる。8曲入りの短さは僕には丁度いい尺だった。相当に凝縮されたロックですよ、これ。産業ロックの本気を見た。
ハイレゾ感に関しては、44.1/24だけれども、ギターの位置、エネルギー、ベースの太さ、いずれも十分にハイレゾしている。サンプリング周波数が低い方がロックとしてのエネルギー感が出るというミュージシャンもいるくらいだから、そう言う物なのかもしれない。これはハイレゾである理由がある録音になっております。人によっては味付け程度のハイレゾ感に聞こえるかもしれないが、やはりこの音のエネルギーとばらけ具合はCDでは出てきませんよ。