Kalafina解散後、真っ先に歌手活動をスタートさせたWakanaのソロデビューアルバム。
9割方「一人Kalafina」状態。昨日の今日でKalafinaからソロデビューして、Kalafinaを忘れろというのが無理だというのは分かってはいるけれども、それにしてももっともっと冒険しても良かったのではないか?と思うのですよ。
残り1割はtr.7の「Hard Rain」。こういったちょっと硬派でアップテンポな楽曲を持ってきた時点で、やっと「あ、こう言うのを待ったいたんだよね」と気がついたくらい。それほどまでに本当にKalafinaから意識を切り離すことが難しい楽曲集でありました。
全体としては決して悪くないアルバムだとは思う。いい曲も揃っていると思う。問題なのは聴き手である自分がKalafinaを頭から捨てることが出来ないところにあるのだろうな。そうだと思いたいところでもあるけれども。