本日の朝一に。
ビッグバンドアレンジを中心としたMISIAの企画ベストアルバム。
黒田卓也をプロデューサーに迎えてリアレンジされた楽曲は、どれも熱い。ホーンセクションの熱量はもちろんのこと、トラックを固める演奏も実に生々しい。なるほどこのような企画を通した訳だと納得。
白眉は、反則技だけれどもマーカス・ミラー参加の「オルフェンズの涙」。ベースが存分に歌い上げながらも、決して歌を邪魔しない。それでいて耳は全部ベースラインに持っていかれると言ったトラップ。
単に過去曲を並べただけのベスト盤よりも、格段にスリリングでイカしているベスト盤であります。自分がホーンセクションばりばりの音楽が好きだと言うこともあるけれども。