音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

当コンテンツではアフィリエイト広告を利用しています

瞳水晶 / 遊佐未森 (1988 FLAC)

何とはなしに『空耳の丘』を聴いてみたところ、リリースから33年経過した今になって「あら、良い。むしろとても好みだわ」と気付かされてしまったので、調子に乗って1stからいわゆる全盛期のあたりまで聴いてみることに。

そのような流れで1st。

無国籍感と言う表現はおそらく遊佐未森を語るにおいて、あまりにもありふれた陳腐なものなのかもしれないけれども、この音楽は明らかに、ここではないどこかの音楽と間違いなくここである音楽とを、強く結んだものであると思わされた次第。どことなくプログレッシヴなニュアンスも感じられて、そこもまた自分の耳をくすぐるのだよね。

そこに至るまで33年もかかったのか?と問われれば「だって、その当時はまだ子どもが少し大きくなった程度よ?」と答えに逃げるしかないのだけれども、今だからこそこれを「良い」と素直に肯きながら言えるのだよね。

1stアルバムからしてこれだものな。2ndは先ほど聴いたので、まずは置いておいて、3rdから4thにかけてはどうなるのかしら。

と言ったところで、今宵はここまで。

瞳水晶