マーラー好きの友人と、この全集を含めその他計3点と、自分の手持ち音楽ソフト2点を交換で貸し借りしたのであります。
バーンスタインのSACDシングルレイヤーは自分からのリクエストだったのですが。これがまた…。
以前、この録音のCD廉価盤に収録されている第5番を聴いた際に「マーラーもバーンスタインがやると健康的になってしまうのね」などと失笑しながら感じていたのですが、このSACDシングルレイヤーで聴くことの出来るバーンスタインは、それはもう、ダイナミクスも重厚さも、これまで自分が聴いた中には存在しない、マーラーがマーラー然としている、正にマーラーだったのです。
では自分の手持ちのCDリッピング音源とは一体何だったのかと、小一時間問い詰めながら、ここでのマーラーに感じ入っていた次第なのであります。
この冬はマーラー三昧になるんだろうな、これ…。大晦日の夕方に走った衝撃的事実でありました。