音波の薄皮

その日に聴いた音楽をメモするだけの非実用的な日記

当コンテンツではアフィリエイト広告を利用しています

Acoustune HS1750CU & ARS153 導入

表題通りであります。

本日は堂々とした休みにつき、堂々とほぼ一日中これをNW-WM1AM2に接続させて聴いておりました。

惚れ込んだ筐体の格好良さと好みの音質との両立にほぼほぼ満足しております。あとはエージングで化けそうな予兆があるので、そこに至るまでじっくりと楽しませてもらおうかと。

基本的にでしゃばりすぎずかつ量感はしっかりとある低域と、明確なボーカル帯域、そしてスッとのびて行く高域とのバランスが自分にとっての好みだったので、しばし考えた後に購入に至りました。

現時点で、その印象に大きなズレはありません。録音の時期や良し悪し、ジャンルなど広くカバーしてくれる安定感があります。音として大きな偏りやクセがないこと、それが自分が求めている音の出口ですから、まさに願ったり叶ったりであります。

さて、これでしばらく戦うよ。諸々のことに対して音楽と言うエネルギーを得て立ち向かうのですよ。

Acoustune HS1750CU

Eleven / Mike Stern, Jeff Lorber Fusion (2019 96/24)

こちらも持ってはいたのだけれども、目が合わなかった作品。過去ブログを読み返してみても、本腰を入れて聴いていなかった模様。

もったいない。

イージーリスニング寄りのフュージョンとしては最適解じゃないですか。さらっとつるっと聴きながせる。

この歳になってくると、こってりした音楽ももちろんよいのだけれども、あっさりと聴き流せる音楽も重要な存在になってくるのよ。何がなんでもがむしゃらに解析してやろうと言う耳がなくなってくると同時に、腹を割って音楽と対峙出来るようになると言いますか。

いい年の取り方をしているのか、投げやりになっているのか、それはまたしばらく時間が経過して、振り返って今を観察出来るようになるまでは、どちらなのかは分かりませんがね。

Eleven

Black Radio 2 / Robert Glasper Experiment (2013 96/24)

何となく目に止まったのよね。持ってはいたのだけれども長らく聴いていなかった作品。

中身をすっかり忘れた状態で聴き直してみると、あら、随分と聴きやすい。これを聴いていた当時は「ちょっと難しいですね」などと心のどこかで思っていたのだけれども、今では「これはこれ」的に軽く聴き流せる。

もちろん本腰を入れて聴いてもよいのだけれども、変に肩肘張らずに「これが現代ジャズストリームの一つなのね」とながら聴きをすればよいのであって。

ま、実際のところ、たっぷりの麻婆豆腐を食べながらこれを聴いていたのですが。

そんなこんなで、この音源はサルベージしてあげましょう。

BLACK RADIO 2

OFF THE LOCK / B'z (1989 FLAC)

本日の朝一に。

恐ろしいことにこのアルバムのリリースは80年代なのだよね。自分の中でB'zは90年代から始まっていると言う肌感覚なので、そのわずか1年のギャップに恐れおののくのでありますよ(デビューは1988年だけどさ)。

あー、でも、TM NETWORKからの派生的に捉えられていたB'zなので、やはり感覚としても80年代スタートと意識しておいた方がよいのか。

それはともかくも、このアルバムがなければ自分がB'zにその後のめり込むこともなかったわけで。そう言った意味での自分内記念碑的アルバム。

OFF THE LOCK

BLUE IN RED / T-SQUARE (1997/2015 DSD64)

「本田雅人のT-SQUARE在籍期間は意外と短かったのだな」と今頃になって気がつく。

その本田さんのT-SQUAREへの置き土産作品。緊張と馴れ合いの融合と考えると、それも確かにフュージョンと言う単語に当てはまるななどと、誰が上手いことを言えと。

緊張感、あります。一方で馴れ合いの悪癖もあります。弛緩と言ってもよいかもしれない。その意味において中ダレが確かに存在するアルバムなのですよ。聴いていての芯が感じられない瞬間があちこちにある、とも言い換えられるかな。

BLUE IN RED

NEW-S / T-SQUARE (1991/2015 DSD64)

午前中の軽い寝落ちからの復帰後に。

復帰と言えば、結局本日は休暇をもらいました。火曜水曜の私の週末を含めて4連休をしっかりと静養し、そして木曜日に復帰します。

足首付近のじんわりとした違和感と痛みがやけに気になるのよね。明らかに通勤による歩行距離のオーバーワークです。

で、このアルバムの話に戻って。

もういい加減飽きたかなと思った時期もあったのだけど、改めて聴き直してみると、この作品におけるエネルギー感もしくは充実感のようなものには、なかなかに抗い難い魅力があると。

T-SQUAREにありがちな、アンサンブルがなあなあになる現象が全く見られないのがまたよろしいかと。バンドのカラーであるサックスプレイヤーが伊東たけしから本田雅人に交代した初の作品であることが功を奏してか程よい緊張感が全編にあり、聴いていると背筋が伸びる感覚もあるのよね。

そう考えてみると、まだまだこれからも聴き続ける作品なのだろうな。

NEW-S