1.
ようやくCorneliusの最新作『Refractions』を聴きました。ここ数作の環境音楽にかなり近しい雰囲気になっていたところから一転して、随分とアグレッシヴな作風になっていることにまずは驚き、そして万歳しながら受け入れておりました。
Corneliusならではのサウンドスケープの面白味と、構造骨格のエッジが際立った音響で、聴いていて楽しいの極地。それでいながら井上陽水の問題作「夢寝見」をカバーして完全にCorneliusのものにしているあたりなど、非常に興味深く楽しむことが出来ました。
2回ほどCDリッピングのFLACで聴き、その後にQobuz経由のハイレゾで聴いたのですが、CD音質では中高域のエッジがギンギンに尖っていたものが、ハイレゾでは中低域のふくよかさが加わり、より肉感的な仕上がりに。
ここまで異なると、CDとハイレゾとでマスタリングを変えているのではないかと思うほど。エッジィなCD音質もギリギリと音が迫る感覚で楽しく、ハイレゾ音質はよりフィジカルに響いてくるあたりに面白味を感じるのです。
いや、今作、ちょっと、アレだ。久しぶりにハイレゾ音源を購入してみようかしらと思わせるほどの魅力にあふれているわ。
2.
横山幸雄のショパン全集、先日リリースされたVol.1とVol.2を同時に購入しました。
自分が横山幸雄に期待するのはキラキラと輝きが飛び散るピアノの音なのですが、今作では良い方向にそれが完全に裏切られました。
例えば練習曲の12曲を切り取って見てみても、それぞれの曲により表情を大きく変えながら演奏している姿が手に取るように分かります。時にとことん甘美に、時に烈するかのように、そして時には非常に内省的にと、その姿が変わるのです。
本SACDを2枚聴いて感じるのは、ピアノに込められた感情の引き出しを多彩に引き出している横山幸雄の技巧と表情の豊かさですね。そして根底にあるのは思慮深さ。ショパンに対する、観察眼の鋭さと広さとも言えるかもしれません。
なにより聴いていて退屈しないのが素晴らしいですね。自分がショパンに対してまだまだ白紙の状態なのも幸いしてますが、次にどう来るか、このタメで次はどんな表情に変わるんだろう?とワクワクしながら聴いていました。
いやぁ、楽しいわ。
3.
月初三連休(明日が月初なので)の中日は、まぁ、こんな感じで、ほぼほぼCorneliusと横山幸雄でありました。
4.
そんなこんなで。














