1st、2ndと聴いていたらついハイレゾ配信を待つ我慢がならず、TSUTAYAで4thを借りてきてしまった。「天国への階段」が入っているということで、諸々期待をしながら聴いてみたのですが。
あれ?
このアルバム、すごく普通。普通のハードロックなんですが。悪くはないし、格好いいとは思うのだけれども、もの凄く普通。
ということは、このアルバムあたりで、後世のバンドに伝えるべきことは一通り出揃ったと言うことなのだろうか。バンドとしても形がある程度決まり、それらに刺激を受けたその後の数多のロックバンドたちが再生産作業に入った作品、という言い方もできるのでは。
もちろんここで言う「普通」というのは、今から遡って聴いての「普通」であって、その当時の普通では決してなかったということは理解している。その「当時の普通」でなかったものを、その後のバンドが下敷きにして「普通」、すなわち普遍化させたということなのだろうな。そう考えると、やはりすごいアルバムの中の1枚ではあるということなのだろう。
10月辺りにハイレゾ配信がありそうなので、その時には是非購入しよう。明らかにこの1994年リマスタのCDと、ハイレゾの1st、2ndでは音の迫力が異なるので。